サイクロン式掃除機の気になる点
掃除機には、紙パック式、サイクロン式、排気循環式、吸水式というようにいろいろなタイプの掃除機があります。
紙パック式掃除機が一番一般的なのですが、紙パックやフィルタといった消耗品の交換が執拗なため、消耗品が不要なサイクロン式掃除機を選択する方が増えてきています。
サイクロン掃除機は、空気を内部で渦まき状を発生させて、空気とゴミを遠心力で分離して集塵する方式の掃除機なのです。
紙パック式掃除機は、埃の舞い上がりが少なく、紙パックで集塵するためゴミに直接触れず、近づいたりする必要がないのが長所ですが、サイクロン掃除機は排気がゴミを通過しないので綺麗な空気を排出しますので、排気を気にされる方におすすめです。
これまでのサイクロン掃除機は、稼働音がやや高目で、本体サイズも大き目ですが、これらの欠点を改善した商品が発売されました。
新しいサイクロン掃除機は、フィルタに付着したゴミを落とすフィルタ自動掃除機能を搭載していまして、10年間フィルタ掃除が不要な メンテナンスフリーという商品です。
新しいサイクロン掃除機は、稼働音も意外と静かで、機体もコンパクトになってきています。
楽天市場などネットで調べてみますと、ユーザーレビューにしっかりと見るとどれほど欠点が大きいか小さいかを判断することができますから、掃除機の選択にはそれほど外れはないと思います。家電量販店などで実際にサイクロン掃除機を試してみたりするのもおすすめです。
サイクロン式掃除機の評判
サイクロンとは渦という意味ですが、家庭用のサイクロン式掃除機はこれまでの紙パック式の
ゴミ袋が不要ですので、紙パックを常時買い足さなくても良いという経済的な利点から家電メーカー各社が競って開発している掃除機なのです。
サイクロン式掃除機が発売されて間もない頃は目新しく、新し物が好きな主婦に説得され購入した人が多いのですが、当時は透明なプラスチック容器でノズルから集塵したゴミがクルクル回転し、とても物珍しかったのです。
サイクロン式掃除機は、重くて駆動音が大きく、フィルタメンテが面倒で高額であると言うことから人気が一部の人を除いて低くなっていったのですが、最近のサイクロン式掃除機は、これらの欠点を改善して消費者に受け入れられつつあるようで、量販店の掃除機売り場ではサイクロン式掃除機と従来の紙パック式掃除機が半々の割合で展示されている状況となっています。
サイクロン式掃除機の問題点
サイクロン掃除機といいますのは、新タイプの掃除機として、様々なメーカーから販売され
ていますが、サイクロン式の掃除機が出始めた頃の掃除機は、正直これまでの掃除機の性能を上回るようなものではありませんでした。
サイクロン式掃除機の欠点としてゴミを吸い込む能力が弱い、フィルターをコマ目に洗わなければ吸い込み力が弱くなる、音がうるさい、掃除機が重いなどが挙げられていました。
国民生活センターでのサイクロン式掃除機の性能実験でも実験の結果は公表されていました。
サイクロン式の掃除機の性能改善が進み、最近のサイクロン式掃除機は、かなり掃除性能も上がってきていてが、紙パック式の掃除機も断然人気のひとつに初めの頃のサイクロン式の掃除機には、不満な点があったからなのですね。
サイクロン式掃除機の値段は比較的高めなのですが、最近のサイクロン式掃除機はフィルター自動掃除タイプや、掃除音の軽減、ゴミ吸引力、本体重量など改善してきていますが、購入する時には、売場で実際に稼働させてみて、掃除機の音や吸引力、パックの掃除のしやすさ、重さなども確認するようにしましょう。