いびきを自分自身で効果的に防止するには
いびきは他人に迷惑を掛けてしまう現象ですので、できればいびきを自分自身で効果的に防止したいのですが、いびきの原因が判らずにいびきをかいている場合には、日常生活の習慣を改善してみることで、いびきが解消される場合があります。
いびきを解消する日常生活の習慣を改善するといってもいろいろな方法があります。例えば肥満の人は、ダイエットをする。アルコールを控える。睡眠薬や精神安定剤の医薬品を控える。日常生活を規則正しくする。タバコをやめる。などですが、タバコをやめるというのは、喫煙によって気道に炎症をきたす恐れがあり、炎症によって気道が狭くなり、いびきをかきやすくなってしまうということなのです。
いびきを自分自身で効果的に防止する方法として、枕を変えてみるという方法がありますが、いびきの原因であるノドが狭くなってしまう状態というのは、柔らかすぎる枕を使用している場合が多いのです。意外と枕を変えてみることでいびきの改善につながったりしますので、いろいろ試してみてください。
枕が原因でいびきをかいてしまう場合、寝ている内に枕を使っていないケースや柔らかすぎる枕のため頭の自由があまりないケース、枕が高すぎたり硬いためにノドを圧迫してしまう姿勢になるケースなどが考えられます。
いびきをかく原因に意外と枕であったりするのですが、普段いつも使用していると気づかない事ってあります。ポイントは寝返りが楽に出来る枕を使用するようにします。枕の高さの調整は枕の下にタオルなどを敷いて調整する方法もあります。
いびきは枕を変えても解消されないかもしれませんが、いろいろ試してみると意外と簡単に解消される場合もありますので、見直してみてもよいかもしれませんね。
いびきをマウスピースによって効果的に防止するには
いびきを効果的に防止する方法ですが、マウスピースによっていびきや睡眠時無呼吸症候群を解消してしまうという方法があります。
いびきや睡眠時無呼吸症候群になってしまっている場合の治療法として、歯科器具を使用する治療方法なのですが、患者さんのアゴ骨の形にあったマウスピースを使って、寝ている時に舌がノドの奥に下がって気道を塞がないように、ノドを広げるための器具なのです。
いびき解消用のマウスピースの使用方法ですが、専用のマウスピースを上下の歯の間に固定して、下アゴを少し前に出す形でかみ合わせを治していくのです。かみ合わせを治していくことで、ノドの上気道の広げ、いびきを解消できるようになるようです。
いびきや睡眠時無呼吸症候群の軽度や中度の患者さんが、マウスピースを使用する利点として、手術をしませんので身体的な負担がかからない点や、自宅でも手軽に使用でき、携帯性に優れていますのでかさ張らず便利ですし、いびきの解消に効果的だということです。
マウスピースを使用する場合の注意点ですが、まず入れ歯の方は使えませんし、お子さんの場合は歯の発育を妨げる可能性があるため使用できませんし、寝ている時に着けなければならないので慣れないと寝付かれないなど不便な点があります。
いびき解消用のマウスピースは、専門医で作ってもらうオーダーメードですので、既製品ではありません。マウスピースは専門医の診察を受けてあなた専用に作ってもらいましょう。
いびきを手術によって効果的に防止するには
いびきを効果的に防止する方法ですが、ひとつは手術によっていびきや睡眠時無呼吸症候群を解消してしまうという方法があります。
手術によっていびきを改善する方法というのは、日常生活での習慣を改善しただけではいびきを解消しきれない場合やノドチンコが大きくなってしまってたり、気道が生まれつき狭いなどの場合におこなわれます。
いびきや睡眠時無呼吸症候群を手術によって、効果的に防止する方法として一般的に行われているのが、咽頭を広くする治療です。
咽頭を広くする治療は、扁桃やノドチンコが塞がれてしまっていたりして、気道が狭くなってしまっている要因になっているもので、ノドチンコの粘膜の部分を切り取って咽頭を広げて、息が通りやすくする治療法なのです。
咽頭を広げる手術は、痛いのではないかと思われる人もいらっしゃると思いますが、最近の治療方法ではレーザーを使って治療する医院も多くなってきていまして、手術による痛みが減少していますし、出血が少くなく手術も短時間で済んでしまいますので、患者さんの身体的な負担がだいぶ軽くなったのではないかと思います。
いびきや睡眠時無呼吸症候群を手術によって、効果的に防止するもうひとつの方法として、気管を切開する方法や下あごを前に出す治療方法があります。
どちらの治療方法を選ぶとしてもよく医師と相談して、治療に要する時間や入院・通院の可否、費用面、治療方法など事前に確認しておくようにしましょう。
以上の治療は保険の適用が可能ですので、手術をする前に病院に確認してから治療を受けられることをおすすめします。