介護付き老人ホームに入居時の注意点とは

老人ホーム介護付き老人ホームというものが増えてきているのですが、そのほとんどが終身介護というものを売りにしています。

介護付き老人ホームで終身介護というと、一度終身介護老人ホームに入ったら、亡くなるまでそこで一生介護が受けられるものと思いますよね。

ところが、介護付き老人ホームの終身介護というのは、一生涯その老人ホームで介護を受けられない場合が多いのが実状のようです。

介護付き老人ホームに入居した時に、いろいろと記載事項があるのですが、虚偽の記載が遭った場合や利用費用が滞ったりするといった場合には、老人ホームから退去を命じられてしまうのですが、その他に老人ホームから契約の解除をいわれる場合で問題となるのが、長期の入院や、痴呆症による問題行動などがあった場合なのです。

病院に長期入院している場合は、老人ホームに住んでいなくても、部屋代や管理費などがそのまま掛かる場合が多いようです。長期入院といっても一定の期間だけであまりにも長い入院は、退去を迫られることがあるようなのです。

介護付き老人ホーム内で問題行動を起こす認知症などにより、他の入居している方に危険を及ぼす恐れが有ると判断された場合も老人ホームから退去を求められることがあるようです。

長期入院や問題行動というものは、実際客観的な判断が着きにくい不透明なところがありますし、共同生活をしていれば入居者同士のトラブルは避けられない事項なのですが、老人ホーム側の判断に対してあまり文句を言えない立場にあるようです。

介護付き老人ホームとして、本人も家族も安心して暮らせるつもりでいたのに、入居途中で老人ホームを出なくてはいけなくなった場合は、精神的にも経済的にもショックですよね。

介護付き老人ホームに入居する時には、環境や設備、雰囲気といったことで決めてしまいがちですが、肝心なのは不測の退去要件や、退去の具体的な事例をよく確認してから決めることが望ましいようです。

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介護付き老人ホームの検討すべきポイントとは

老人ホーム近年は高齢化社会の需要に応じようと介護付き老人ホームの数が増えているのですが、老人ホームが増えてくるに従って入居後のトラブルも増えているのです。

介護付き老人ホームのパンフレットに載っている内容と実状とが違っているといったことが起こっているのです。

全てが希望通り納得できる介護付き老人ホームに入居することは、難しいかもしれませんが、やめた方が良い介護付き老人ホームのポイントをしっかり把握して、検討されれば後で後悔するようなことが少なくなると思います。

介護付き老人ホームを決める時に大切なポイントは、老人ホームを運営する場合は、老人福祉法というものがあって、老人ホーム施設の都道府県知事に届け出なければならないのですが、届出を怠っている老人ホームや類似的な施設がありますので確認が必要です。老人ホームとして届け出がされていれば、政令で定めた一定の基準を満たしている施設として認められますし、報告や調査がなされている施設であるということがいえます。

老人ホームの中には環境や雰囲気といったことを売りにしているところが有るのですが、重要なのは介護スタッフが何人で、介護資格が有るのかといった、具体的な情報が明記されていることの方が大切なのです。

例えば、介護付き老人ホームで終身介護です、緊急時の対応をしますという場合に、具体的にどのようにするのかを明記されていて、管理費に含まれるのかどうか、追加料金がかかってくるのかといったことも確認する必要があるのです。

介護付き老人ホームに限りませんが、いま契約いただかなければ、「次の人に回します」といったような契約を急がせる場合は、特に注意が必要です。急いで契約を迫られるとどうしても細かな点に迄踏み込んだ検討がなされなくなってしまいがちです。

介護付き老人ホームの場合は、契約内容や管理規定など重要書類の提示を仰ぎ、細かな点は納得がいくまで質問をして契約をするようでないと、入居してから質問しても後の祭りとなってしまいます。

介護付き老人ホームを決める場合は、必ず体験入居をするようにしてください。実際に入居してみると想像もしていなかったような事柄に気づくことがあります。

例えば昼間では気づかない夜間介護の実状やスタッフの対応の仕方、食事の内容など、体験入居でなければ判らないことがいろいろとあります。逆に体験入居ができない老人ホームは避けたほうが良いということになります。

なんといっても一生涯暮らす家になるわけですから、スタッフが生き生きと働いているか、入居者が明るく暮らしているかといったことは大切な確認ポイントとなります。

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介護付き老人ホームの選択のポイントとは

老人ホーム介護付き老人ホームの暮らしの中で重要なのが食事ですが、高齢者の方にとって毎日の食事は大きな意味を持っていますので、介護が必要な介護付き老人ホームの中には、いろいろと工夫を凝らして食事を用意したり、老人ホームの中にレストランを用意して入居者が好きなものをレストランで注文したり、自炊ができるように自炊設備を設けているところもあります。

介護付き老人ホームのように要介護の方を対象とした老人ホームでは、基本的に朝、昼、晩三食が用意されているのが通常ですが、食事内容にバラエティを持たせるためにパンかライス、魚か肉、洋食か和食、といった選択ができる老人ホームもあります。

介護付き老人ホームの中には、介護の状況によっては、食事に出されるご飯の硬さを調節し、全粥、5部粥、3部粥といった配慮をしてくれる所もありますし、おかずもペースト状にしてくれたり細かく刻んでくれたりしてくれます。

介護が必要な方の中には、心臓病や糖尿病、腎臓病など糖分や塩分、脂肪を控える必要があるケースがありますので、それぞれ個別にしっかりケアしてもらえるのか、ケアは介護サービスの中に含まれるのか、別途費用が発生するのか、確認しておくことが大切です。

介護付き老人ホームを決める際に、細かいことですが家族が訪問した時には、家族といっしょに食事ができるのか、家族と一緒に食事する施設があるのか、なども確認しておくようにしましょう。

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